ごうだてんのう れんげぶじのみささぎ
きつし れんげぶじのみささぎ
かめやまてんのうぶんこつしょ
れいしないしんのうぶんこつしょ
ごにじょうてんのうぶんこつしょ
JR嵯峨嵐山駅下車 徒歩29分
2010.7.10訪問
嵯峨野の北東部に位置し、JRの駅から遠いので本地へは大覚寺までバスで行き、そこから歩いた方が楽です。本地及び「陪冢ほ号」、「陪冢へ号」の到達難易度は高くありませんが、裏山にある「陪冢い号」~「陪冢に号」は到達難易度が高く、ハイキング道ではないのでトラブルが起こってもすぐに人が通ることは期待できません。
蓮華峯寺陵の「陪冢い号」~「陪冢に号」は本地の裏山にあり、私はに号→は号→ろ号→い号の順に訪問し、一旦元のルートを戻ってから、「陪冢ほ号」、「陪冢へ号」を訪問しました。
陪冢訪問は地下鉄太秦天神川駅から高雄行きのバスに乗り、平岡八幡前で下車し南側の住宅地を通り過ぎ林道に入ります。バス停から林道入口まで5分ほどです。林道に入るとすぐに写真の廃車が見えますのでここから山に入ります。(廃車はそのうち撤去されるかもしれません。)
廃車のところの階段を上っていきます。
階段上の廃屋?の手前を左に曲がり、山道に入ります。
「陪冢に号」と「陪冢は号」はお互いすぐ近くにあります。山道の東側の民家のフェンスのそばに位置します。「陪冢に号」と「陪冢は号」の石柱は踏み跡の右手にありますので前ばかり気にしていると見逃すかもしれません。
「陪冢ろ号」は、「陪冢は号」から山道を4分ほど登った小ピークにあります。「陪冢ろ号」からさらに山道を4分ほど登りフラットな場所に出ると、青色のポリ容器があります。
「陪冢い号」はこのポリ容器の左の道を3分ほど下った場所にあります。(ポリ容器もいずれ撤去されるのでしょうね。) 「陪冢い号」の先の下り坂も踏み跡が続いていましたが、私はルートを引き返して廃車の所まで戻り、林道を先に進んで「陪冢ほ号」、「陪冢へ号」へと向かいました。「陪冢に号」から廃屋へ戻る道がわかりにくく、そのまま稜線を下ってしまいそうになるので注意が必要です。廃車の所から林道を下っていくと、6分ほどで林道左手に「陪冢ほ号」、「陪冢へ号」の鉄扉が現れ、まもなく本地の制札の前に到着します。
陪冢い号 朝原山7号墳
陪冢ほ号 朝原山33・34号墳
陪冢へ号 朝原山14~18号墳
「陪冢ほ号」、「陪冢へ号」の石柱は南の道路側にあります。「陪冢へ号」の石柱は道路のすぐそばなので簡単に見つかりますが、「陪冢ほ号」の石柱は少し竹藪の中に入ったところにあります。2箇所ある進入路入口はどちらもわかりやすく、道もフラットで、「陪冢い号」~「陪冢に号」に比べると楽に到達できます。
陪冢へ号石柱
陪冢ほ号石柱への西進入路入口
陪冢ほ号石柱
陪冢ほ号石柱への南進入路入口
(2011.7.30追記)
南の嵯峨野側から山に入り、「陪冢い号」へ行くルートです。
川と廃作業場?の間の道を奥へ進みます。奥には石のオブジェが並んでいます。
川の東がスタート地点です。
分岐点を右にUターンします。
奥まで行きます。
突き当たり左手から山道に入ります。
山道に入って元の道を振り返ったところです。
右のネット沿いに踏み跡を奥に進みます。
2~3分で稲荷神社?の鳥居前に着きます。
鳥居の右の稜線の踏み跡を上ります。
後はピンクのリボンや足下の黄色に塗られた標石を目印にして、ひたすら稜線を上れば陪冢い号に到着します。
(2018.9.22追記)
陵墓探訪記読者の方から、2018年9月4日に関西地方を直撃した台風21号の被害状況の写真を頂きました。後宇多天皇陵も杉の大木が何本か倒れ、一部番小屋に掛かっていますが、陵本体は幸いにしてご無事ということでした。