おおうすのみことのはか
登山道上の赤線はGPSデータの概略ルートを示す。
2011.2.26訪問
大碓命はあの日本武尊(=小碓命(おうすのみこと))の双子の兄です。道幅は狭く運転にかなり気を遣いますが林道が近くまで通っており車でも行くことができます。
大碓命墓がある猿投山は地元のハイキングコースになっており、大抵の人は猿投神社の奥にある登山者用駐車場に車を止めて歩くようです。訪問時期は2月下旬でしたが結構人気がある山なのか駐車場は一杯でした。(AM10:20頃) 林道を上って行くと所々に駐車スペースがありましたが、そこも車で一杯でした。登山道に入る御門杉から先は駐車スペースは1箇所だけ(ここも一杯)で、東の宮入口の鳥居の東にある展望台前まで駐車スペース(ここは空きあり)はありませんでした。新緑や紅葉シーズンではかなり早い時間に行かないと駐車できないと思います。
猿投神社から歩いて訪問するには所要時間からすると淳和天皇陵や上醍醐陵に匹敵します。登山道は私の苦手な階段が多くかなり疲れました。
黄色の大鳥居が見えると猿投神社です。バス停も鳥居の手前にあります。
猿投神社山門から杉並木を通り突き当たりに猿投神社(本社)があります。
猿投神社(本社)です。山の中に東の宮と西の宮があり、大碓命墓は西の宮奥にあります。
猿投神社の御祭神・大碓命が左利きであったことから左鎌を奉納して祈願する風習があります。
猿投神社から舗装された林道へ戻り、登山者用駐車場を通過し林道を上っていくと10分ほどでトロミル水車が現れます。
さらに7分林道を上ると御門杉がある登山道入口に到着します。ここから階段の多い登山道を上ります。
登山道に入り25分ぐらいで東の宮、西の宮への分岐があります。目的地は西の宮ですが時間もあるので東の宮ルートを行くことにしました。
分岐から3分で舗装された林道に出ます。林道を少し西に歩くと東の宮入口の鳥居があります。鳥居左手にはきれいなトイレもあります。
鳥居を通過し舗装された林道を西へ下っていくと5分ほどで西の宮入口の鳥居に到着します。3台ほどの駐車スペースもあります。
鳥居をくぐり長い階段を上ると西の宮に到着します。
西の宮の右奥に制札があり、さらに急な階段を上ります。
急な階段を上り終えると東の宮へ続く登山道と別れ、左の階段の先に大碓命墓があります。
石柱囲いの陵墓が多い中でここは石塀で囲んでいました。石塀の中には円丘がありました。